譜めくりすとという職業が。。。ある?

ちょっと久しぶりに「譜めくり」のお仕事を頼まれ
出かけてきました。

写真の菜の花は、会場近くに咲いていたもの。
この時期は、あちこちで見られる黄色い一群、
近づいてみると案外隙間だらけだったりして。。。
でも、春の菜の花、大好きです。

さて、譜めくり。
実をいうと、一番「緊張する」仕事かも。

なぜなら、
楽譜を見るのはたいていリハーサル直前
テンポや繰り返しのあるなし、
どの辺でめくったらいいのか、などの
打ち合わせも、たいてい殆どありません。

運よく楽譜が借りられれば、
超短い時間で譜読み

リハーサル、本番では、
なるべく存在は目立たないように、
音楽の流れを損ねたりせず、
タイミングよく楽譜をめくらないと
いけません。

このタイミング、
人や、担当楽器によってどうも違うらしく、
なかなかうまくいきにくいのです。

私も、バイオリンの方にめくってもらって、
タイミング全滅。思わず自分でめくってしまう、
という経験もあります(笑)
だいたいバイオリンやフルートの方は、
楽譜の先読みの具合が
ピアノと違って、遅めなんですね。

そうでなくても、
めくったら、2ページだった。。。
繰り返しを間違えてめくった。
なんてミスもざらです。

譜めくりストがめくった楽譜を、
すごい勢いで元に戻すピアニスト!
みたいな劇的なシーンも1回見たことあります( 一一)

なので、
演奏会、特にプロの方の有料のコンサート、
すっごく緊張するんです。
一人でコンサートをぶち壊すことも、
可能なくらいなので。

今回は、幸い、トラブルもなく、
(おおらかな、礼儀正しい演奏者の方だったので)
無事終了。
譜めくりのない曲もあったので、
楽しむこともでき、ホッとした次第です。

それにしても、
譜めくりって難しい。
私自身は、なるべく頼みたくない。。。というのが
正直なところです。
でも、曲によっては、どうしても必要。

今回は、チェンバロコンチェルトだったので、
見るのはほぼスコア。音の数も半端なく、
バロックなので、楽譜通りに弾いてないとこあり、
リハと本番も違うし~
なかなか、スリリングではありました。

ウィーンの大学には、
譜めくり科があるとか、ないとか。。。
聞いたことがありますが、

1音も演奏しないけど、
短時間で楽譜を読む読譜力、は
特に求められるのは確かだな~

この読譜力に関しては、
これまでいろんな体験をしてきた成果かな、
と思う今日この頃。




コメント